
2025年9月6日(土)に開催された第46回宮代祭の模様をご紹介します。宮代祭は、聖心女子大学の同窓会である宮代会が主催する恒例のイベントです。前日は台風のため大荒れのお天気でしたが、宮代祭当日は朝から澄み切った青空のもと、シスター方、同窓生や在学生、教職員、一般の方々など650名を超える方々に参加いただき、大盛況のうちに終了いたしました。

当日は、宮代会会長の挨拶に続いて、各会場で様々なプログラムが行われました。宮代ホールでは、OG会やお稽古団体、大学現役ダンス部や福祉グループなどが公演や展示を披露し、マリアンホールでは、ミニバザーやワンテーブルショップ、宮代ショップも出店し、手作りの品物やお菓子、校名入りグッズなどが販売されました。軽食やラッフルの当日券も販売されました。




パレスでは、大学構内に残る重要文化財「旧久邇宮邸」を案内するパレスツアーが今年も開催されました。合計6回のご案内には、昨年より大幅に多い120名の方が暑い中ご参加くださり、この日まで準備を重ねた案内役の卒業生の説明に耳を傾けてくださいました。


聖堂では、聖心女子大学キリスト教文化研究所作成の「おみどうガイドシート」をご覧いただきながら、ご自由に聖堂の見学をしていただきました。
クニハウスでは、「聖心女子大学のあゆみ」展示に加えて、2024年度大学アーカイブズと大学院ゼミが協力して研究した「マザーブリット学長の手紙について」の展示が公開されました。世界や日本の歴史のなかで、聖心女子大学が歩んできた道、果たしてきた役割とともに、その過程でのマザーブリットの交渉力を、授業の中でたくさんの手紙から読み解いた研究などが展示されており、来場者にご覧いただきました。

宮代ホールロビーでは、宮代会の一般社団法人設立を10月20日に控え、一般社団法人化委員会のブースでは設立記念ペンダントトップやオリジナル切手シートを販売いたしました。また10月25日に宮代会館で予定しているお祝い会のご案内とともに、一般社団法人化について皆様にご説明いたしました。
宮代会館では、学寮生OG会の同窓会が開催されました。




宮代祭は、同窓生の交流や親睦を深める場だけでなく、参加することで、大学への支援や宮代会の福祉活動への援助を通して社会貢献にも繋がります。また、今年も各地の宮代会支部や多くの方々からのご寄付やご協力をいただき、本当にありがとうございました。
暑さの中献身的に宮代祭のためにお手伝いくださった宮代会会員はじめすべての皆様に心から御礼申し上げます。
来年も皆様に楽しんでいただける有意義な宮代祭を目指して、準備を進めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
当日の開催概要:2025年度 第46回宮代祭開催のご案内